塩化アルミニウムの制汗剤の【パースピレックス(Perspirex)】は手汗にどこまで効果があるのでしょうか?
テサラン、ファリネ、フレナーラなどたくさんの手汗専用の制汗剤が発売されていますが【パースピレックス(Perspirex)】はデンマーク製で海外の商品です。
パースピレックス(Perspirex)には手汗用という名前のものも発売されていますが、どのような違いがあるのでしょうか?
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パースピレックス(Perspirex)は手汗に抜群の効果を発揮?!
パースピレックス(Perspirex)には、ロールオンタイプの3種類があり、一般的にたくさん世に出回っている商品がこちらになります。
- 「Original(普通肌)」
- 「Comfort(敏感肌)」
- 「Strong(ストロング)」

そしてこの3つのロールオンタイプのほかに、
- 「Perspirex Hand & Foot Lotion」
という、ローションタイプの商品が発売されています。手汗と足汗用を考えた商品になります。

手と足は汗止めが一番難しい部位?だからパースピレックス(Perspirex)がいい!
実は、体の中で一番汗を止めにくいのが、足汗、そして手汗です。
なぜなら、手と足は皮膚が厚く、常に刺激がかかっている場所になります。一方、顔や脇は皮を触ってみてもらうとわかると思いますが、非常に薄くて敏感な部位です。
一方、手と足は起きてから寝るまでいろいろな刺激を与えられ続けているので、塗ったものもすぐにはがれてしまいます。制汗剤を塗っても手を洗ったら流れてしまいますよね。
足汗も同様に摩擦が常にかかるので、塗ったものもはがれてしまいますし、塗りものが難しい部位だとわかると思います。
パースピレックス(Perspirex))は、汗腺の中に塩化アルミニウムが入り反応することで結晶を作り、その結晶が汗腺をふさぐ仕組みで汗を止めます。
ですので、
- お風呂に入った寝る前に塗布
- 起きたら軽くふき取り(しなくてもok)
で汗腺を塞いでくれるデトランスαは理想的な制汗剤と言えるでしょう。
手術を考えるほどひどい脇汗、手汗、足汗でもパースピレックス(Perspirex)は効果を発揮して、汗の悩みから解放された!という人も大勢いらっしゃいます。
効かないとか危険とかいう人もいますが、使用方法を間違わなければ安全な商品です。
パースピレックス(Perspirex)の手汗用はローションだから塗布量が多くていい!
パースピレックス(Perspirex)の手汗・足汗用として発売されている商品は、ローションタイプになります。
化粧水などを想像していただければわかると思いますが、ロールオンタイプよりもローションタイプのほうが、手足にたっぷり塗れることがわかるでしょう。
もちろん、ロールオンタイプでも手足に使用することは可能です。ただ、手汗足汗が深刻な掌蹠多汗症の場合は、まず先にローションタイプを利用するのが近道です。
濃度の低いオドレミンという日本製の商品もローションタイプになります。液体になりますので、ドバっとこぼしてしまわないように注意が必要です。
部位ごとに塗るおすすめ方法はこちら
- 顔、首など ⇒ コットンに湿らせてパッティング
- 脇、お尻など ⇒ ロールオンかローション(わき毛などある場合はロールオンが良いです)
- 手、足など ⇒ ローションタイプでたっぷり
特に顔の皮膚は薄くて刺激に弱く、目・鼻・口などの粘膜部位になりますので、塩化アルミニウム液を湿らせたシートやコットンで垂れ流れないように塗布することが大事です。
もしも、手汗と足汗と合わせて、脇汗などにも悩んでいるのであれば、ロールオンタイプをまず買ってみるのがよいでしょう。
手汗、足汗だけで量が多い場合は、ローションタイプを使ってみましょう!
[…] ※レベル3の場合は、デトランスαという塩化アルミニウム液をおすすめします。→ デトランスα説明はこちら […]