春から夏にかけて汗っかきにはツラい季節です。
実は私もそのひとりですが、夏が来るたびに精神的なストレスを感じてしまいます。着る服や化粧崩れ、そして臭いも気にしなければいけません。
男性は汗っかきのイメージはありますが、女性の汗っかきの原因や特徴はあるのでしょうか?また、それを抑える対策はあるのでしょうか。
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汗っかき女性の特徴は?
汗っかき女性のイメージについて、よく言われているのは、
- 色白
- ポッチャリ
- せっかち
のようです。ただこれは単なるイメージです。
色黒でも痩せ型でもおっとりした女性でも汗っかきという場合は大いにあるんです。実に私がそうです。。。
汗っかきの特徴としては、【汗腺がもともとご自身の体に多い場合】、そして、【汗腺機能が高い場合】になります。
ただし、後者の汗腺機能が高いというのは【きちんと良い汗をかける】ということで、正しい代謝が出てきている状態ですので良いことなのです。
逆に汗腺機能が低い場合は、気温上昇に伴ってしっかり汗を出せない、サラサラとした塩分濃度が低い汗をかけず、ベタベタした汗をかいてしまう、ということになります。
塩分濃度の高いベタベタした汗をかくと、蒸発がなかなかされずとても不快な汗をかくことになります。汗をコントロールできない上に、蒸発しやすいサラッとした汗をかけないために、ダラダラーっといわゆる【汗っかき】を引き起こしてしまいます。
汗っかき女性の原因は何?
汗の役割は、体温調節です。
脳が暑さを感じると、生命の危機と判断し、体を冷やすために、汗を出して体温の上昇を防ぐのです。
ですので、汗をかくことは非常に重要です。しかし、ただの【汗っかき】になってしまうのは、汗腺の量にもよると言われていますが、【良い汗をかけていない】ということにつきます。
良い汗をかけていないということは、暑さに順応していない、汗腺がしっかり働いていない、ということが大きな原因となります。
他にも、日々の生活の乱れ、食事の不摂生、睡眠不足、ストレスから、体温調整機能がうまく働なく汗がドバドバ―っと出てしまうことがあります。
汗っかきは複合的な要因になりますので、まずは正しい生活をする、食事をしっかりとる、適度な運動をする、この3つは絶対に抑えましょう。
汗っかきには暑さに慣れていく暑熱順化が大事!!
汗腺機能が落ちているところで、いきなり夏がきても汗腺がしっかりと働くことができずに、正常な発汗ができません。
この為に、【暑熱順化(順応)】ということが大事です。
この暑熱順化は、本格的な夏が来る前の4月、5月くらいから徐々に行うべきと言われています。今は暑くなるのも早く年によっては6月末頃から、7月には猛暑ということもあります。
あまり汗をかかず、汗腺機能が衰える冬が終わり、そのままの状態で猛暑を迎えると、汗腺がしっかり働くことができずに、汗をコントロールできません。
なので、4月、5月から少しずつ体の【暑熱順化】をしていくことをおすすめします。
一般的な女性ができる暑熱順化は、熱めのお風呂に入ることです。暑いお風呂に入るだけでも薄っすら汗をかきますよね? つまり汗腺が働いている証拠です。体が熱くなる入浴剤を入れるのもよいです。
お風呂以外にも、春になったらランニングをすることです。これも適度な汗をかくランニングが必要です。要は体温が高くなる状態を作ってあげることです。
こうすることで、夏場来て体温上昇があっても体が熱さに馴れている【暑熱順化】されている状態になりますので、不快で汗をかきすぎる、ということを避けられます。
まとめ
こちらで書きませんでしたが、更年期障害で汗っかきになるということもあります。最近は若年性更年期障害という言葉もあり、若いのに更年期に起こる症状が出る人もいます。汗っかきもその特徴の一つです。
体は順応性は高いですが、悪い方向への順応性も高いです。冬場に汗をかかない生活をしていて、突然汗をかくということは汗腺もびっくりしてしまい、良い汗をかくことができません。
暑さに慣れるということをすれば、止まらない汗をかきづらくしますし、塩分濃度の低い蒸発しやすいサラサラした汗をかきやすくしてくれます。
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