緊張やストレスなどで発汗する「精神性発汗」ですが、日常生活でのなかではごくふつうに発汗しているものになります。
この「精神性発汗」は手のひらや足の裏に限られていて、発汗は一瞬でです。ただ、その状態が続くと汗は増えてじっとりとして不快なものになります。
体温調整するための汗ですが、「精神性発汗」は体温調整に意味のある、役割がある汗なのでしょうか?
精神性発汗は体温調整とは関係がある?
汗は基本的に体の体温調整をするために出るものです。汗を出すことで自身の体温をさげます。
しかし、精神性による発汗は体温調整とは関係なく、突然の大きな音などのストレスに反応して汗をかきます。ですので、体温を下げるための汗ではなく、人間が危険などを察知した時に発汗します。
また精神性発汗による汗の量は環境温度(体温)が影響します。環境温度(体温)が高い時には汗が抑制される傾向があり、極端な汗の場合には手汗はあまりでません。
手汗がひどい方は、暑ければ暑いほど手汗がでるわけではなく、猛暑に意外と手がサラサラしている経験はないでしょうか?