脇汗や手汗・足汗に効果がある制汗剤のデトランスアルファに黄緑色の敏感肌用というものがあります。デトランスアルファの敏感肌用について、通常品との違い、効果の差はどんなものになるのでしょうか?
デトランスαは塩化アルミニウム液の制汗剤になり、かゆみなどに悩む人もいるのでかゆみには敏感肌用が良いのでしょか?
※デトランスαは現在販売終了してパースピレックスという同じ名前の商品が手に入ります。成分は全く同じですのでパースピレックスをご購入ください。
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デトランスアルファの3つの種類
デトランスαは日本での名前で、海外ではPerspirex(パースピレックス)という名前で販売されています。Perspirexは名前が違うだけですのでデトランスアルファでも同じになります。
このデトランスα(Perspirex)は、以下の3つに分類されています。
Strong(ストロング) |
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Original(オリジナル) 普通肌用 | ![]() |
Comfort(コンフォート) | ![]() |
日本で売られている一般品は青色のオリジナルの普通肌用になります。
そして、敏感肌用として売られている緑色の商品は【コンフォート(敏感肌用)】となります。コンフォートとは【心地いい】という意味ですね。
デトランスαの敏感肌用(緑)と通常品(青)の成分と効果の違いですが、【オリジナル(普通肌用)】と【コンフォート(敏感肌用)】の効果の持続は同じ3~5日になっていて、【Strong(ストロング)】については5日となっていますので、さらに効果が強い塩化アルミニウム液となります。
持続や効果のほどは個人によって差があります。
【コンフォート(敏感肌用)】は、汗を止める時に起こる塩化アルミニウム独特の皮膚の不快なかゆみなどを最小限に抑えたものになり、配合されている成分が少しずつ違っています。
デトランスα(パースピレックス)は、汗に強い悩みを持っている人におすすめしたいですが、【オリジナル(普通肌用)】で痒みが伴い、それが不快で継続利用できない場合は、是非【コンフォート(敏感肌用)】も試してみてください。
もちろん、Strong(ストロング)でもかゆみが大丈夫な人もいますし、コンフォートでもかゆみが出る人もいますので、一度試してみるしかありません!!!
普通肌用と敏感肌用と強力の成分について
通常品(オリジナル)と敏感肌用(コンフォート)、そして強力(ストロング)の成分について見てみましょう。
製品 | 成分 | 効果 |
普通肌用(オリジナル) |
| 3~5日 |
敏感肌用(コンフォート) |
| 3~5日 |
強力(ストロング) |
| 5日 |
どの商品にも共通して入っている成分
- Aluminum Chloride(塩化アルミニウム)
- Alcohol Denat(変性アルコール)
普通肌用(オリジナル)に入っていて、敏感肌(コンフォート)に入っていない成分
- Aluminum Lactate(乳酸アルミニウム)
- Cyclopentasiloxane(シクロペンタシロキサン)
- Glyceryl Stearate(ステアリン酸グリセリル)
- Cetyl Palmitate(パルミチン酸セチル)
- Hydrogenated Mircrocrystalline Wax(水素化微結晶ワックス)
敏感肌用(コンフォート)だけに入っている成分
- Calcium Lactate(乳酸カルシウム)
- Hydroxpropylcellulose(ヒドロキシプロピルセルロース)
強め(ストロング)だけに入っている成分
- PEG-12 Demethicone(PEG-12ジメチコン)
難しい成分がならんでいます^^;
ほとんどが食品や化粧品添加物などになり化粧品によく含まれている成分となります。変性アルコールも皮膚への刺激性はほとんどないと言われており、かゆみの原因もアルコールではありません。かゆみの原因は、塩化アルミニウムが汗腺ブロックする際に結晶化されるときに痒みが伴うとも言われて、刺激性のある成分になります。皮膚へのかゆみや刺激がありますが体内への影響は確認されていません。
デトランスα(パースピレックス)のこの成分フォーミュラは特許取得されているんですよ。
尚、デトランスα(パースピレックス)の塩化アルミニウムの濃度について詳細な濃度は公表されていませんが(と思います‥)、濃度にも調整があるかもしれません。特にStrongは塩化アルミニウムの濃度が高いと思います。
PerspirexやDriclorなどの海外製の塩化アルミニウム液は基本的にほとんどが20%塩化アルミニウム濃度となっているようです。